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主流に手を出す理由を考える

突然だが、自分はiPhoneをずっと使っている。


 まあ、言っても3GSからなので、ゴリゴリのアイフォーンヌユーザーから見ると「ずっととか言ってンじゃねえよファッキンデーヨル」といったところでしょうが、とにかくスマートフォンちうブツはiPhoneしか知らないわけです。

 だからといって別にアップル大好き!とかいう人間ではない。アップルのパソコンは昔実家にあったパフォーマー575とかいうマシンをただのワープロがわりくらいにしか使いこなせず見事お部屋のインテリアだったし、クリエァーティヴ(下唇を噛む)な人はアッポゥのメァックじゃないとね!とかいう人間でもない。ただただ単純な理由で「みんなが使ってるから」と「ひとつでなんでもできるのが欲しいから」である。


 みんなが使ってるから。という理由で選んだりすると昨今の「みんな違ってみんないい、それが個性が重要グローバルスタイルよヘーイ」な風潮から「なんでも流される典型的ニポン人」な扱いを受けるわけですが、別に深い意味がないわけではなく、みんなが使っているものなら何か困ったことがあれば訊ける人は多いだろうし、主流の端末を利用すればそれに対応したアプリや実用ツールは一番選択肢が多いだろう。というところが一番大きい。
 あと、以前似たような理由でiPod nanoを使用していたが、なんだか挙動が怪しくなってきたので、新しくするくらいなら持ってる端末を一つにしてスッキリさせたいし、それならデンワとひとつになったiPhoneが妥当であろう、iTunes使えるし。といった具合でスマートフォンに変えることとなった次第である。


 主流じゃないほうに惚れてしまって、そこで意地になる気持ち自体はものすげーわかる。自分も兄貴が買ってきた影響でメガドライバーの洗礼を受けて以降ドリームキャスト撤退までセガハード一筋だったし、まわりがスーファミ→プレステ一色だったので「主流じゃないもの」がメインになったときの心境も理解できる。しかしこういうほとんどは趣味でもない目的で使うものは、「便利」を優先するのが大事だろうというところである。


 しかし趣味の分野、音楽とか映画とか漫画とかでも感じることがたまにあるが、自分が大好きなものが「たまたま」主流じゃなかったりするのは仕方ないが、だからといって主流なものを毛嫌いすることはせず、肌に合ったら素直に楽しんでみるのも良いのではないだろうか。私はわりとなんでも楽しめるほうなので、意外と見えてくるものがあったり、逆に自分が好きだったものを再評価したりとなかなかな結果が出るものである。



 けど、電池の減りが超早くて他のスマホのようにauのお店でサポートされてなくて月々がバカ高いのなんとかなりませんかね。「なんちゃら割」とかiPhone対象外だし…ぐぅ。
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魔法の紙切れを考える

マジック:ザ・ギャザリングが自分の中で再燃しております。
そのオモイデをダラダラと語るので今回も長いです。


 最初にマジックを手に取ったのは中学1年くらいの頃、ヤマハ音楽教室の隣に中古ゲーム屋がありまして(ストリートビューしたらセブンになってた…無常)そこは小さなフロアの割にトレーディングカードや輸入の非電源ゲームも取り扱っており、わりと充実していたわけです。そこのショーケースの中にあったのが、当時アイスエイジが出たばかりのマジックでした。
 パッケージに描いてあった道化の帽子に凄いインパクトを感じ、サンプルとして飾られているカードも高級感があり洋モノファンタジー特有の気色悪さも相まって非常に気になるもので、中坊の自分にはわりと大金である400円弱を支払いブースターを1パック買って、当然のように全部英語、パッケージやサンプルにあったカードは1枚もないという結果にガッカリ。テキストを英和辞典で調べても当然のようにルールなんぞ知らなかった自分は専門用語の羅列でサッパリ。そしてパッタリと興味は失せそこで一回マジックとはスッパリ切れたわけであります。当時は「検索検索ゥ!」って時代じゃなかったし専門誌の存在があるなんて知らなかったわけで、いい時代になったもんであります。

 で、そんなこんなでマジックの存在なんぞスッコリ忘れて1~2年。そもそも物欲大魔王だった自分はこづかいをサラブレッドカードにそそぐ毎日をしていたわけですが、そんな中TSUTAYAのゲーム売り場でテンペストブロックを見かける。その時はもうすでに日本語版に対応していて、なによりパッケージに描いてあるドラゴン(ラースのドラゴン)がえらくカッコいい!当時まだ商魂逞しくない頃の「遊☆戯☆王」でマジックアンドウイザーズ(だったっけ)とやらのバッタもんカードゲームな漫画をやっててTCGに興味を持ってたし、意を決してテンペストのブースターを買ったところラースのドラゴンを一発ツモ。店の中で小躍りしてたのも束の間、タップやらアップキープやらエンチャントやら日本語になってもサッパリわからん説明に唖然としてたら「第5版という基本セットの箱の中にルールブックがある」という情報を店のにーちゃんに教えてもらい、ブースターの3~4倍はする値段のスターターパックを買ってビックリ、箱と同じサイズのちっちぇールールブックはいかにも翻訳といった不自然な日本語で、しかもロクな図解もなく文章のみでわりととっつきにくいマジックのルールを羅列しているだけ。今も「理解力」というものが著しく欠如している人間な上に当時中坊の私に理解できるわけもなく、パワーとタフネスを使ったカードじゃんけんのような遊びを2~3やって再度放置、サラブレッドカード収集の道へ戻っていったわけであります。当時の地方都市ではまだカードショップとかガキの行動範囲内になかったもんね…


 いままでマジックのオモイデとか語ったことなかったので簡潔にまとめようとおもったくせに出るわ出るわ止まらないわ。まだ序盤中の序盤なのでまたいつかの機会に!誰も読んでねえブログだから好き勝手に乞うご期待!やってしまおう。


 そして高校時代、中古ゲーム屋がどんどんカードショップに代わっていったTCG黄金時代ともいえる頃に時間は飛びます…



        つづく

【日常】酒の聖域を考える

「アルハラ」とゆー言葉があるそうで。某バンドは何の関係もない。つまるところセクハラやパワハラとおんなじ意味のソレ。

 定義はこんなかんじ(外部リンク)。
 まあ「宴会ノリ」という言葉があったとしても、人の嫌がることをしちゃイカンし、それで体を壊したり死なせたりしてしまった場合はもうそりゃ傷害だし傷害致死だ。無理やり飲ませて他人をブッ壊したヤツは目玉つながったおまわりさんに銃殺されるのだ。これでいいのだ。「昔はよくやられたもんだぞ」とか言い出すパイセン気取りもいるが自分がやられたから他人にやってもいいなんてルールは存在しないなんてこたあよーち園児でもわかるオハナシである。

 だが、こういう言葉ってつくるのは簡単だがただワガママを通したい人や自意識過剰な人にいいようにつかわれるリスクのほうがでかいのよね。「定義」がキッチリあったとしてもどんどんハードルが下がるのがこれ関係の言葉にありがちな現象。下手すると「飲みにいこうぜ!」と誘っただけで「僕は飲まない主義なのに誘うなんてアルハラですよアルハラ!」とか言われかねないわけで、肩をポンポンとたたいただけでセクハラと叫ばれるアレと同じである。まあそンなヤツぁ以後関わらなければいいだけといわれりゃそうなんですが。


 まあしかし酒というツールを使ってハレの場とする目的や酒という共通の「理由」を作ってとことんまで喋り倒すという目的の場において、飲まない/酔うまで飲めない人がいると、過ぎた言葉を使うなら「台無し」であるとは思う。「では皆々様方!うまい酒と上がるテンションでパーッと!」という空間でものすげー冷静な顔して「あ、ぼく飲めないので」はクリーチャーデッキ同士で戦の場が整った瞬間放たれる「神の怒り」のようなものである(マジックわからない人には何が何やら)。
 ある程度の人数で集まって懇親する目的の場とかで居酒屋を使うってんならそれでいいとは思うので、今後、酒の出る場で宴会を開催するときは「事前に目的をはっきりさせること」が大事なんだなあと思った。
 その目的次第で各々が参加可否も含めて「調整」すること。それがアルハラと叫んだり叫ばれたりしない世の中の実現なのではと思ったがまあそれができる世の中ならアルハラなんて言葉は生まれないわな。しかし一切飲めないけど酔ってパーッとやる目的の場にどうしても参加したい!(運転手だが参加しなければならないとかいう場合は除外)という場合は多少の孤立やサンドバッグになる可能性を覚悟しなければなりませんわね。

 なので自分が主催するときはその目的をハッキリさせるように努力はしています。


 わりと困ったちゃんなのは「飲めるけどいくら飲んでも酔わないタイプなんで」と一杯程度かもしくはジュースレベルなものを飲みながら言う人と、「飲みはするけど酔うまで飲むのは酒の味を無視したもったいない飲み方なのでしない」とか主張する人。これならまだ「飲めないけど参加したいです」組のほうが扱いやすい。こういう人って俗にいう「厨二病」の亜種みたいなものだと思うんですがどうですかね。


 まあこれもヨッパライ側の意見なだけかもしれませんが…と特段結論も出さず締める。

 ――酒が飲めなきゃ遊んでやらないよ!   赤塚不二夫(「おコトバ」より)


 難聴まだひきずってて耳鳴りがひどくて頭痛を伴ってきたので、なにか吐き出したかっただけのブログ。

晴れと音が溢れる岡山県を考える

3月の15~17日、岡山へ行ってきました。

 いや~~~しゃべりました。

 今回、時間の許す限り2Xさんが同行してくれたわけなのですが、物凄い勢いで語りまくりでした。
 去年の10月にやった配信を聴いた人ならわかっていただけると思いますが、あのトーンでひたすらしゃべってたカタチです、飯屋でも移動中でも音が絶えることがない感じ、内容は配信よりもだいぶハードですが。

 もともと「エラソーに語るほどのウデもなければ知識も実績もないでやんす」という姿勢なので、普段は「とりあえず難しいことをあまり考えずやりたいようにやるのが良いのココロ」というスーダラスタイルを採用しており(これは自分が色々なところで一方的に発信しすぎるとドンドンと傲慢になってしまうのではないかという心配もある)、そういうオハナシを気兼ねなくする人というのがごく限られておるのですが、その中の一人が2Xさんだったりします。ご愁傷様です。

 定期的に爆発したように語り出すのは、自分への再確認の意味もありまして、自分が迷走してないかというのを吐き出すことによって自分で確認したり、相手がどういう受け取り方をするかを見る意味もあったり、そしてなにより相手の主張と照らし合わせたり吸収する意味も込めて、「この人にはこういった話題ならイケる」と判断して始めたりします(もちろん相手がウンザリするようであればしませんが・・・)
 2Xさんも「語る」タイプの人なので、わりと上記のような意識があったりするんじゃないかな?と勝手に思ってたりします。

 空いた時間ほぼしゃべってたわけですが、終わって1日2日経つと「あーあのへんもうちょっと掘り下げたかった」とか「ああ、あの話題を出してねえ」とか「あれを訊いておくの忘れた!」とかボコボコでてくるもので・・・


 リアル初対面なのに猛烈な勢いでベラベラしゃべって、2Xさんの奥さんには誠にご迷惑をおかけしました・・・


 ご夫妻と話込んで自分が勝手に思ったのは「あー、自分ほんとに引き出し少ないな」ということ。
 イラストやデザインは本を読んだ程度の初心者レベルで、綿密にまとめあげる計画性もなく、理想を具現化し牽引できるカリスマ性も特にない。まんがしか持ってないツブシの利かない人間だなあと、そしてそのまんがですら中途半端だなと。これではまだまだ必要とされるタイプには遠いなと、自己反省と苦悩。
 まあだからこそ「やりたいなら自分で立ち上げろ待ったところで誰からも来ないし始まらない」という意識で動いてきたわけですが・・・


 とにかく、またいろいろと考えるタネは増えたし、その分解消できたものも多かった。実りある岡山でした。晴れてた。


 ・・・なんか遠征した後のブログっぽくないぞこれ。
 他にもいろいろしましたよ岡山でね、いろいろと。



 2Xご夫妻、そしてペパーでお会いした皆様、かまったいただき誠にありがトイス!!!(強引)

聴こえるけど聴こえないというものを考える

なんかやたら過剰な騒ぎが記憶に新しいサムラゴーチ号の難聴騒ぎ。

 まあ、再診断の結果中程度の難聴ということらしーのだが、「まったく聴こえません」といって荒稼ぎしちゃイカンわな。ということでゴーストライターがどうとかは別にどーでもいい話なのだが(どこにでもある話だし、単独名で実は作ってるのはまわりの人とかよくある話)全聾はマズいというわけで、「聴こえにくい中ガンバってますよ!」程度ならよかったんだろうかなあ、どうかなあ。という話である。(それよりも実際にエライコッチャになっちゃってるのはこの人を大絶賛してた周りの人なんだろうけどね)


 さて、普段なら「サムラゴーチ」と言いたいだけマシーンになって終わるこの話題に少し思うことを持ったのはなぜかというと、この話題が自分にもわりとタイムリーになったからである。前置きが長くなったが、昨日耳鼻科から「ストレスからきてるであろう突発性難聴」という診断が下された今日ただいまなのだ。


 11日の出社してすぐあたりから、左耳が詰まった感じ、エア抜きができてないような状態になっておさまらなくなり、左耳の中で反響して大変不快な状態が続く。
 んで、便利便利なインターネット博士に問い合わせたところ「突発性難聴」というワードがボコボコ出た上に「対処が遅れると治らなくなるぜーなるぜー」という病気系記事お得意の恐怖心を煽る文句が満載だったので次の日に耳鼻科行ったらそういわれた次第。

 前後に鼻と喉をやられていたのも遠因としてあるのではなかろうか、とのことだったので結構な種類のオクスリを処方されて今に至る。


 詰まったような状態、耳の中で反響というだけでも十分ウザいのに、もうひとつ難聴の面白い(という表現はあまり適当ではないかもだが)症状が起こる。

 左耳でものを聞くと音程がグチャグチャになった。これがもう、面白いくらいにグチャグチャなのだ。

 電話応対をすると顕著なのだが、呼び出し音が2度くらい下がって聴こえる。保留音のメロディーの音程がメチャメチャといったことがハッキリと聞こえ、右耳で聴くと「これ同じ音か?」というくらい元に戻る、ここまでクッキリなると逆に笑えてくる。


 「まったく聴こえない」が嘘だったとはいえ、「じゃあまったく問題ないじゃないか!」というのも極端な話。難聴っつってもイロイロあるもので、それはそれですごく不快な世界なのだなあということをものすげえタイムリーに体感した、というオハナシ。
 とにかくストレスを持つな、なるべく何もせず休めと言われたがなかなか現代社会では難しいわなあと。


 とりあえず、これいつ治るんだべかね。
 岡山ペパーランドのPOLYSICSのライブは観に行くけど。

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