COMITIAで出す本の進行が二転三転。まさに先行き不透明まっただ中です。
毎度毎度自分も学習しろよってくらい直前に苦しむのですが、ものをつくるヨロコビがそれ以上に強くそして甘美なもので、依存症に苦しむ若者よろしく快感ガンギマリ人生であり、苦しんで苦しんで出すのがたまらないと書くといよいよ性癖の話みたくなってくるのでこのへんでやめときます。ちなみに自称Sの人から責められて過剰にやりかえした経験から、自分はMではないと思ってはいます。
さて、そんな自業自得な話題はどうでもよろしい。今回はお馬さん夢のチケット着順当てクイズ、つまり競馬のオハナシ。
不二之の趣味はなんといっても競馬。とはいえ小3からのながーい趣味のわりに血統だとかタイムだとかにはとんとうとい生涯イチぬるファンといった風情で、そのくせ馬券は「単」派、しかも「好きな馬や騎手で当ててこそ至高」という主張。そしてオダギラー(※1)でもあり道営が好きでもある絵に描いた様な養分であり紙屑生産家なのであります。
そんな私もタネ銭がなきゃその主義も貫けないもんで、そういうときにたびたび頼るのが「ワイド500円三点ボックス戦法」。これ、けっこうイケるんです。
まず、連軸は固そうな対抗、単穴な馬を一頭選出、そして自分の応援したい馬を一頭、さらに馬柱とにらめっこして展開次第で来そうだったり人気のエアポケットじゃないかと感じる馬を一頭。この三頭三点のボックスを500円ずつ、計1,500円で勝負するというもの。
長年負け続けの自分が唯一ある一定の回収率をたたき出している馬券がコレで、低予算でもソコソコの勝ちが期待できる馬券だったりします。
ワイドなんでガミりそう(※2)と思われがちだけど意外とこれがあまりガミらない。3~6人気くらいの決着だと意外と700~1,000円台の配当になったりするので、わりと元がとれるどころか倍近くなったりするのだ。そして三頭がすべて馬券になったときなどは、下手な馬連を500円でとるより儲かったりするので、回収率的にも結構あなどれない馬券なのです。
じゃあ購入金額や点数増やしてその馬券でずっと楽しめばいいじゃないかと思われるでしょうが、金額増やすと当たらなくなり、点数増やすとガミりだす。そういった失敗を繰り返してできた「500円三頭ボックス」なわけです。そしてなによりやっぱり勝ち負けスパッと読み切る「単」が好きなわけで、好きな馬を1着に据えたいわけで。
いきなりなんでこんな馬券のオハナシをしたかというと、先日の皐月賞で上記馬券法を用いてけっこうなアタリになったので今回「馬券勝ったやつあるある」な「珍しく儲かったやつがしたり顔で馬券法を語りだすアレ」の御多分に漏れずな今日ただいまをやろうと思ったわけです。
タネ銭がなく、混戦ムードだしいっちょやっとくかといった心持ちでやってみたわけです。で、上記の該当馬を自分なりに割り出す作業。好きな馬/応援している馬は今回特段いるわけでもないので、それに近いやつを選出。
1:イスラボニータ
単の軸でもいいかなと思っていた一頭、この馬で5倍そこそこで2番人気とか今が一番うまいかもしれない。
2:ロサギガンティア
本当は東京で買いたいけど、あまり警戒されてなさそうだし一発があっても。
3:ウインフルブルーム
ウインクリューガーやウインラディウス、ウインブレイズなどで度々経済的窮地を救ってくれたウインの馬なので、あと真ん中ぐらいの人気のときの前を行く時の大知は買い。
で、結果としてはイスラボニータ1着のウインフルブルーム3着で配当1,990円。これを500円買ってたので9,950円となった次第であります。ウヒョー
単で買ってたら絶対にはずれてた(トゥザワールドを甘く見まくってた)ので、今回はこの戦法で大正解だったわけですね。
これから馬券を初めて買ってみようかという方、当たりを体験する意味でもこのワイドボックス戦法を実践してみてはいかがでしょーか。
※1
オダギラー:イカした(世間的には変な)馬名をつけることでおなじみの名物馬主、小田切有一さんのセンスにシビれるひとたち。
※2
ガミる:トリガミという、賭けた額よりも低い配当がくる状態のことをいう、負けはしないけどけっこうヘボい。
PR